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【風水】蝋梅(ロウバイ)を庭に植えてはいけない理由5選!庭植えと鉢植えのどっちが良い?

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【風水】蝋梅(ロウバイ)を庭に植えてはいけない理由5選!庭植えと鉢植えのどっちが良い?
悩む人

蝋梅を庭に植えてはいけない理由ってなぜ?庭植えと鉢植えならどっちが良い?

蝋梅は日本や中国原産の落葉低木。

今回は「蝋梅を庭に植えてはいけない理由」を徹底解説していきます。

本記事では、蝋梅の風水から花言葉まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
植物博士
植物博士
  • 植物学科出身
  • ガーデニング歴19年
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蝋梅(ロウバイ)とは?

蝋梅(ロウバイ、学名: Chimonanthus praecox)は、日本や中国原産の落葉低木です。特に冬の寒い時期に美しい花を咲かせることから、冬季に色と香りを楽しめる植物として珍重されています。蝋梅の花は、通常黄色で透明感のあるワックス状の質感を持ち、甘くスパイシーな香りが特徴です。

この植物は、風水では新しい始まりや清新なエネルギーをもたらす象徴とされ、その鮮やかな花は春の訪れを告げるシンボルとも見なされます。また、耐寒性が非常に強く、他の多くの植物が休眠期に入る冬場に花を咲かせるため、庭園では冬のアクセントとして人気があります。

ただし、蝋梅の種子には強い毒性があるため、取り扱いには注意が必要です。その毒性のため、子供やペットがいる家庭では特に注意が必要です。育成には日当たりと水はけの良い土壌を好むため、適切な場所と土壌での植栽が推奨されます。

目次

蝋梅(ロウバイ)を庭に植えてはいけない理由

結論、蝋梅を庭に植えてはいけない理由は以下の通りです。

蝋梅を庭に植えてはいけない理由
  • 毒がある
  • 果実は縁起が悪い
  • 鳥害が多い
  • 花が咲くのが難しい
  • 花がすぐには咲かない

順番に見ていきましょう。

植えてはいけない理由①:毒がある

蝋梅(ロウバイ)には、特に種子に強い毒性が存在します

この植物は全体にアルカロイド系の毒を含むため、誤って口にすることがあれば、特に小さな子どもやペットにとっては大きな危険が伴います。

観賞用としても人気があるため、その美しさに魅了されることもありますが、安全を最優先に考えた場合、特に幼児やペットのいる家庭では蝋梅の栽培は避けた方が賢明です。

植えてはいけない理由②:果実は縁起が悪い

果実に含まれる毒性以外にも、蝋梅の果実は縁起が悪いとされることがあります

日本の伝統的な文化では、蝋梅が冬の寒さの中で咲くことから「孤独」や「悲哀」を象徴すると見なされることがあり、これが縁起が悪いと感じられる理由の一つです。

植えてはいけない理由③:鳥害が多い

蝋梅はヒヨドリなどの鳥による被害が多く報告されています

これらの鳥は、蝋梅の花や蕾を食べてしまうため、見た目の美しさを楽しむことが困難になることがあります。また、鳥が庭に頻繁に訪れることによって、鳴き声や糞による近隣住民とのトラブルの原因にもなり得ます。

鳥害を避けるためには、適切な防鳥対策が必要です。

植えてはいけない理由④:花が咲くのが難しい

蝋梅は非常に美しい花を咲かせますが、その花が咲くまでには特定の条件が必要で、育てるのが難しいことが知られています

適切な剪定や管理を行わなければ、花が咲かない年もあります。特に鉢植えで育てる場合には、花付きが悪くなることが多いため、手間と注意が必要です。

植えてはいけない理由⑤:花がすぐには咲かない

蝋梅の花が咲くまでには長い期間が必要です

種から育てる場合は5年以上、場合によっては10年以上かかることがあります。苗木から育てても、最低でも4年は開花までの時間を要することがあります。

このように長期間を要するため、すぐに花を楽しみたいと考える方には向いていないかもしれません。

蝋梅(ロウバイ)の風水

蝋梅(ロウバイ)は、風水では特に重要な意味を持つとされています。

その鮮やかな黄色い花は、春を先取りする力があると見なされ、新しい始まりや清新なエネルギーをもたらす象徴とされています。冬の終わりに咲くこの花は、季節の変わり目に生気を呼び込むとして、多くの風水愛好家に推奨されています。

蝋梅を庭に植える際の風水での位置づけは、家の入口や窓の近くに置くことが好ましいとされます。これにより、「気」の流れをスムーズにし、家全体に良いエネルギーを招き入れる効果があると言われています。特に北東や南西の方角は、家族の健康や幸福を高めるのに役立つと考えられています。

しかし、蝋梅には注意が必要な点もあります。その一つが、種子に含まれる毒性です。このため、幼児やペットが誤って種子を口にしないように、手の届かない場所に植えることが推奨されます。また、その毒性から、蝋梅は「守りの木」ともされ、邪気を払う力があるとも伝えられています。

蝋梅(ロウバイ)の花言葉

蝋梅(ロウバイ)の花言葉は、「耐え忍ぶ」や「勇気」といった意味を持ちます。

これは、蝋梅が冬の厳しい寒さの中で早くも花を咲かせる特性から、辛い状況でも前向きに挑戦する強さと、希望を象徴しているからです。また、「清純」という花言葉も持っており、その清楚でありながら力強い花姿が、純粋さと内面の強さを表しています。

蝋梅の花は、冬の終わりから早春にかけて、寒さがまだ厳しい時期に黄色や白色の花を咲かせます。この時期に花を咲かせることから、「再生」「新しい始まり」の象徴ともされています。

さらに、蝋梅はその美しい花とともに、スパイシーで甘い香りを放ちます。この香りは、心を落ち着かせる効果があり、「心の安らぎ」という花言葉にも繋がります。蝋梅の存在は、見る人の心に穏やかな影響を与え、内面の平和を促す力を持っています。

蝋梅(ロウバイ)の実は取った方がいい?

蝋梅(ロウバイ)の実を取るかどうかは、いくつかの要因によって決まります。

蝋梅の実には強い毒性があるため、特に小さな子どもやペットがいる家庭では、安全のために実を取り除くことが推奨されます。この実を口にすることで健康被害が生じる可能性があるからです。ただし、実を取り除く行為は慎重に行う必要があります。

蝋梅の実は、植物が種を広げるための自然な方法ですから、自然環境の中で蝋梅を育てている場合は、実をそのままにしておくことで生態系への貢献も期待できます。実が熟すと鳥たちがこれを食べ、種を他の場所へ運ぶことで蝋梅の新たな生育地が広がることにもつながります

さらに、蝋梅の実は観賞用としてもそのままにしておく価値があります。黒く光沢のある実は見た目にも美しく、冬の庭を彩る一因となり得るからです。しかし、観賞目的で実を残す場合でも、子どもやペットが誤って実に触れないよう、適切な予防措置を講じることが重要です

蝋梅(ロウバイ)は庭植えと鉢植えのどちらが良い?

蝋梅(ロウバイ)の植え方には、庭植えと鉢植えの二つの方法があり、どちらが適しているかは、環境や管理のしやすさによって異なります。庭植えは蝋梅の自然な成長を促し、大きな木に育てることが可能です。庭に十分なスペースがあり、大きく育てたい場合は庭植えが適しています。庭植えの場合、根が広がりやすく、一度植えると手間が少なくなります。

一方、鉢植えはスペースが限られている場所や、移動を考慮する必要がある場合に適しています。鉢植えの最大の利点は、場所を選ばずに育てることができる点です。また、害虫や病気の管理がしやすく、必要に応じて日当たりの良い場所へ移動することができます。しかし、鉢植えでは、水やりや肥料の管理が庭植えよりも頻繁に必要です。また、鉢が小さすぎると根詰まりを起こし、花付きが悪くなることがあります。

どちらの方法も、蝋梅の美しい花を楽しむためには適切な管理が必要です。庭植えの場合は、土壌の改良や剪定に注意し、鉢植えの場合は、鉢の大きさや水はけの良い土を選ぶことが重要です。

蝋梅(ロウバイ)は花が咲くまで何年かかる?

蝋梅(ロウバイ)の花が咲くまでの期間は、植え方によって大きく異なります。

種から育てる場合、開花までには通常5年以上を要します。この期間は、種が成熟し、強健な根と幹を発達させるのに必要な時間です。環境や気候、土壌の質によっては、10年近くかかることもあります。

一方で、苗木から育てる場合は、花が咲くまでの期間が大幅に短縮されます。苗木は通常、既に数年の成長期間を経ているため、植え付け後2年から4年で花を咲かせることが多いです。苗木の成長具合や、購入時に花芽が既に形成されているかどうかにも左右されます。

蝋梅の花は、冬の寒い時期に咲くため、開花の準備には適切な寒冷期間が必要です。地域の気候が蝋梅の成長に適しているかどうかも、花が咲く速度に影響を与えます。適切な剪定と管理を行うことで、健康的な成長と豊かな花を促すことが可能です。

蝋梅を育てる際には、忍耐が必要ですが、その待ち時間を楽しみながら、植物が成長する過程を観察することが大切です。正しい育て方をすれば、冬の寂しい庭に鮮やかな花を咲かせることができるでしょう。

蝋梅(ロウバイ)を庭に植えてはいけない理由:まとめ

蝋梅を庭に植えてはいけない理由
  • 毒がある
  • 果実は縁起が悪い
  • 鳥害が多い
  • 花が咲くのが難しい
  • 花がすぐには咲かない

蝋梅(ロウバイ)はその美しさにもかかわらず、いくつかの懸念事項があります。

特に種子に強い毒性があるため、子どもやペットがいる家庭では避けたほうがよいでしょう。また、蝋梅の果実には縁起が悪いとされる文化的背景もあります。さらに、鳥による被害が多く、庭の花や蕾を食べ尽くされることがあります。

花が咲くまでに時間がかかり、特に鉢植えでは花付きが悪くなる可能性がありますが、適切な管理と栽培方法で美しい花を楽しむことは可能です。蝋梅の魅力は冬の寒い時期に咲く珍しい花にあります。

これらの点を理解し、環境や状況に合わせて慎重に植えるかどうかを決定することが重要です。

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