ドクダミって庭に植えない方が良いかな?やっぱり臭いよね…
ドクダミは、ドクダミ科ドクダミ属に属する多年草の植物です。
今回は「ドクダミを庭に植えてはいけないと言われる理由」を徹底解説します。
本記事では、ドクダミの代わりにおすすめの植物まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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ドクダミの特徴
ドクダミは、ドクダミ科ドクダミ属に属する多年草の植物です。学名は「Houttuynia cordata」で、別名をジュウヤク(十薬)とも呼ばれます。アジアの温帯から熱帯地域に広く分布し、日本では湿地や水辺、庭園などでよく見られます。
特徴としては、ハート形の緑色の葉が美しく、春から夏にかけて白い花を咲かせます。しかし、強い繁殖力を持ち、庭や畑を覆い尽くすことがあるため、雑草として扱われることもあります。また、特有の刺激臭があり、これが好まれない理由の一つとなっています。
ドクダミには薬用としての側面もあり、民間療法では解熱、利尿、抗炎症などの効能があるとされています。また、ドクダミ茶として飲用されることもあります。しかし、庭での栽培には注意が必要です。
ドクダミを庭に植えてはいけないと言われる理由
結論、ドクダミを庭に植えてはいけないと言われる理由は以下の通りです。
- 強力な繁殖力を持ち、庭全体を覆い尽くす可能性がある
- 根が強く、侵入力があり周囲の植物や建物に影響を及ぼす可能性がある
- 刺激臭があり、近隣住民に迷惑をかける可能性がある
- 毛虫が発生しやすく、健康被害を引き起こす可能性がある
- 草丈が高く、庭木や他の植物の生育を妨げる可能性がある
- 水分を多く必要とし、管理が難しい
- 有毒成分を含んでおり、ペットや小さな子供に危険をもたらす可能性がある
順番に見ていきましょう。
植えてはいけない①:強力な繁殖力を持ち、庭全体を覆い尽くす可能性がある
ドクダミは非常に繁殖力が強い植物です。
一度庭に植えると、根茎を伸ばしてどんどん広がり、あっという間に庭全体を覆い尽くすことがあります。これにより、他の植物の生育スペースを奪うだけでなく、庭の整備が大変になります。
一度広がったドクダミを除去するのはとても手間がかかり、庭の管理が難しくなります。
植えてはいけない②:根が強く、侵入力があり周囲の植物や建物に影響を及ぼす可能性がある
ドクダミの根は非常に強く、深くまで地中に侵入します。
これにより、庭の他の植物の根と競合し、栄養や水分を奪うことがあります。また、建物の基礎や排水溝にまで根が侵入することがあり、構造に影響を及ぼす恐れもあります。
庭の美観や機能を保つためには、ドクダミの植え付けは避けるべきです。
植えてはいけない③:刺激臭があり、近隣住民に迷惑をかける可能性がある
ドクダミは特有の刺激臭を持っています。この臭いは、切ったり潰したりすると特に強くなり、近隣の方々に不快感を与えることがあります。
特に暑い日には臭いが強くなるため、夏場の庭の手入れが困難になることも。臭いで悩むことなく快適に庭を楽しむためにも、ドクダミの植え付けは控えましょう。
植えてはいけない④:毛虫が発生しやすく、健康被害を引き起こす可能性がある
ドクダミは、毛虫などの害虫が発生しやすい植物でもあります。
これらの害虫は、ドクダミだけでなく、他の植物にも被害を及ぼすことがあります。また、毛虫に触れるとかゆみや発疹などの皮膚トラブルを引き起こすことがあるため、特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意が必要です。
健康を守るためにも、ドクダミの植え付けは避けた方が良いでしょう。
植えてはいけない⑤:草丈が高く、庭木や他の植物の生育を妨げる可能性がある
ドクダミは、放っておくと草丈がかなり高くなることがあります。
これにより、庭の美観が損なわれるだけでなく、他の植物の日光を遮ってしまい、生育に悪影響を与えることがあります。
庭のバランスを保ち、他の植物との調和を考えると、ドクダミの植え付けは避けた方が賢明です。
植えてはいけない⑥:水分を多く必要とし、管理が難しい
ドクダミは水を好む植物で、乾燥に弱いため、頻繁な水やりが必要になります。
特に暑い季節には、水分管理が大変になることがあります。また、過剰な水やりは根腐れの原因にもなります。
庭の手入れをシンプルに保ちたい場合は、ドクダミの植え付けを控えることをおすすめします。
植えてはいけない⑦:有毒成分を含んでおり、ペットや小さな子供に危険をもたらす可能性がある
ドクダミには、有毒成分が含まれているため、誤って食べると健康被害を引き起こす可能性があります。
特に、ペットや小さなお子さんがいる家庭では、誤食のリスクを避けるためにも、ドクダミの植え付けは避けた方が安全です。庭を安心して楽しむためにも、植える植物の選択は慎重に行いましょう。
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ドクダミの代わりにおすすめの植物5選
次に、ドクダミの代わりにおすすめの植物5選を紹介していきますね。
- ラベンダー
- サルビア
- タイム
- カモミール
- マリーゴールド
順番に見ていきましょう。
代わりにお勧めの植物①:ラベンダー
ラベンダーは、美しい紫色の花が特徴的な植物です。
香りが良く、リラックス効果があるため、庭に植えると心が癒されます。また、ラベンダーは虫除け効果もあるため、虫が苦手な方にもおすすめです。
育て方も比較的簡単で、日当たりの良い場所を好みます。土壌は水はけが良いものを選ぶと、根腐れを防ぐことができます。
代わりにお勧めの植物②:サルビア
サルビアは、鮮やかな色の花が特徴的な植物です。
種類も豊富で、青、赤、ピンクなど、好みの色を選ぶことができます。サルビアは、暑さに強く、乾燥にも比較的強いため、夏の庭にぴったりです。
育て方は、日当たりの良い場所で育てることがポイントです。水やりは、土が乾いたらたっぷりと行うと良いでしょう。
代わりにお勧めの植物③:タイム
タイムは、小さな葉が密集していることが特徴的なハーブです。
料理に使うことができるため、キッチンガーデンにもおすすめです。また、タイムは地面を這うように広がる性質があるため、グランドカバーとしても利用できます。
育て方は、日当たりの良い場所で、水はけの良い土壌を選ぶと良いでしょう。過湿に注意しながら、水やりを行います。
代わりにお勧めの植物④:カモミール
カモミールは、小さな白い花が特徴的なハーブです。
リラックス効果があるため、庭に植えると癒しの空間を作ることができます。また、カモミールティーとしても楽しむことができます。
育て方は、日当たりの良い場所を好みますが、暑すぎる場所は避けましょう。水やりは、土が乾いたらたっぷりと行います。
代わりにお勧めの植物⑤:マリーゴールド
マリーゴールドは、鮮やかなオレンジ色の花が特徴的な植物です。虫除け効果があるため、他の植物の近くに植えると、害虫を遠ざけることができます。
育て方は、日当たりの良い場所で育てることがポイントです。水やりは、土が乾いたら行うと良いでしょう。
ドクダミを庭に植えてはいけないと言われる理由:まとめ
- 強力な繁殖力を持ち、庭全体を覆い尽くす可能性がある
- 根が強く、侵入力があり周囲の植物や建物に影響を及ぼす可能性がある
- 刺激臭があり、近隣住民に迷惑をかける可能性がある
- 毛虫が発生しやすく、健康被害を引き起こす可能性がある
- 草丈が高く、庭木や他の植物の生育を妨げる可能性がある
- 水分を多く必要とし、管理が難しい
- 有毒成分を含んでおり、ペットや小さな子供に危険をもたらす可能性がある
ドクダミの代わりにおすすめの植物として、ラベンダー、サルビア、タイム、カモミール、マリーゴールドなどが挙げられます。
これらの植物は、それぞれ独自の魅力を持ち、庭を彩るのに適しています。ラベンダーはリラックス効果があるだけでなく、虫除け効果もあります。サルビアは鮮やかな花色が特徴で、夏の庭を美しく演出します。
タイムはハーブとして料理に使える上、グランドカバーとしても活躍します。カモミールは癒しの空間を作り出し、ティーとしても楽しめます。マリーゴールドは鮮やかな色彩で庭を明るくし、害虫を遠ざける効果もあります。
これらの植物を選ぶことで、ドクダミの繁殖力や管理の難しさなどの問題を回避し、より快適で美しい庭づくりが可能です。様々な特性を持つ植物を上手に組み合わせることで、庭の魅力を最大限に引き出しましょう。
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